呼吸器のようなもの

滋賀生まれ射手座。日々感じたことの備忘録。

27歳になったよ

またひとつ、歳をとりました。

お祝いをしてくださったみなさん、ありがとうございます。

 

この1年は振り返ると、まるで50Mメートル走のようなあっという間さ。というか、常に全力疾走だった。

 

・京都から大阪へ引越し

・大阪から実家に引越し

・転職

・恋人と別れる

・甥っ子誕生、叔母になる

・愛犬が亡くなる

・実家ごと引越し

 

この1年で起きたこと。書き起こすと2月に1回ペースでイベントがあったということらしい。私は何かに生まれ変わるんちゃうかってくらいのそわそわレベルでしたが、私は私のまま。自分では無意識のうちに、私のなにかがふるいに掛けてもらったよう。住む場所も仕事も変われば、生活も人間関係も大きく変わって、今年は本当にすこしの特定の人たちと時間を共有した。いろんな人に会うために出かけまくっていた私とは、まるで別人のような地味な生活。私は excite から cozy にシフトチェンジしたんだと思っている。

毎年のようにもちろんいいことも、悪いこともあり、たくさん泣いたこともあった。この作業はきっと死ぬまで続くのだろうけど、今年の私が肌で感じたのは、自分がパワーアップしているということ。去年の自分の悩み事や泣いていたことをすでに、愛おしくおもしろがって思い出すことができる。それはきっと、ちゃんと消化して今日を迎えてこれたからだと思っている。

 

こうしてどんどん繊細さもなくなっていくのかもしれない。図太いけど、ちゃんと人に寄り添えれるオバサンを目指したい。

時間は確実にすぎていく。この残酷さを最近すこしわかりつつあるけれど、何事にも抗わず消化していけば意外とまだ時間はある。同世代の女子たちを見て、羨ましくなったり焦ったりするときもあるけれど、本当にただ「隣の芝は青い」だけなのだ。

 

今、幸せか?と聞かれたら即答で「イエス」と言える自分がいる。こんなにありがたくて、確かなものはない。自分に起こる(与えられる)、すべての出来事がギフトであることに年々気づけるようになってきた。歳を重ねるということは、最強なのかもしれない。