うれしくてさみしい日
今週末は生まれて初めてのことを経験した。
妹の苗字が違う苗字になった。
つまり、結婚した。
まだ実家にいるし、結婚式もないから実感は湧かないだけども、やっぱり感慨深いものがあるよなあ。
おかんはきっともっと感じるものがあるんだろう。
夏にはあたらしい家族がやって来て、あたしを叔母にしてくれるし、「生まれて初めて」が多い年になりそう。
特になにも心配してないから、あたしは笑顔で送れる。
そんな人を選んだ妹はえらい。
この先何があるかわからないし、
家族とは脆くて強いものだということを、あたし達はよく知っているほうだとおもう。
それでも、何があっても大丈夫だし、家族はいつまでも家族だから。
妹が家を出る日には、ささやかな門出の言葉くらい贈ってやりたいな。
あたしにはその程度しかできないから。
妻となり、母となっていく妹。
うちの家族はあたし以外2人とも母になったらしい。
昨日のことのようにあたまに浮かんでは消える思い出が、
これからもずっとずっと増えていく。
それを記録するのが、あたしの役目のひとつなのかもしれないね。
ほんとうにおめでとう。