呼吸器のようなもの

滋賀生まれ射手座。日々感じたことの備忘録。

こんばんは

ぐっと冷え込んだ京都の夜から書いています。

先日の記事からはや2かげつ。

「何をしていたのか」と自分に聞き返してみると、まあまあけんめいに生きていました。

会いたい人にだけ会い、弱った心を励ましてもらったり慰めてもらったりもした。

 

この2週間前はどうなることかと心配していたことが、すこし大丈夫そうな気がしてきてやっとほっとしている。

「生きていたら大丈夫」 そんなことを友達には簡単に、ほんとに心からそう思って言えるのに自分のことだけは本当にわからない。

がらっと状況が変わるとき、やっぱり欲張ってぜんぶを欲しがってはいけない。体がついていかないなと思った。だから今のあたしは少し仕事にセーブをして、自分や人との信頼関係を確認しあっている。どんなに寂しさを共有できたところで、本当の「こころの穴」はきっと死ぬまで埋めてはいけない。不安も、安心も、よろこびも全部「そこ」からきているから。

 

相変わらずさみしがり屋のあたしですが、すこし自分でさみしさを慰めてやれるようになったかもしれない。

部屋には備え付けのダウンライトがあって、カンで買った電球をつけてみるとぼやっとオレンジ色のうす暗い、あたたかい部屋になった。こんなふうに自分だけの空間も愛でてやりたい。

 

きっと、ずっとここにいることはないのだから。