: 愛を。 1/25
先日更新したこの言葉たちについて。
あたしは1つずつ向き合ってみることにしました。
事の始まりの、詳細はこちら。
ほな、早速 愛を。 について。
愛というものがどういうことや、どういうものを示すのかを、
今までたくさんの人たちが世に出してきていると思います。
「愛」が示すものが「素敵」と感じる人もいれば、「胡散臭い」とかそんなふうに感じる人、あたしは両方ともわかる気がする。
愛は○○を救うってゆう夏の終わりによく聞くけれど、あたしはシンプルにあの番組が嫌い(笑)
愛を。 だなんて十代のあたしが聞いたらけっとつぶやいていたと思う。
そんなあたしが愛について綴る日が来るなんて、誰が思っていただろう。
「愛」との大きな出会いをもたらしてくれたのは1冊の本でした。
それは、4年前の和歌山へ向かう特急電車で、体に電気がほとばしらせながら、食い入るように読みました。
アミ小さな宇宙人(エンリケ・バリオス) って本です。
宇宙人のアミが少年に愛について説いていく、とってもやさしい本です。
今までもやもやしていたことがとってもすっきり片づけられたような、清々しい気持ちになったのを今でも覚えてる。そして「愛」という言葉がより身近に、大切になった気がします。
それ以来、この本はあたしの恩人で大切な人にはやたらとプレゼントしたりしています(笑)
十代後半のあたしはもやもやしていました。
日記やスケジュール帳、いたるところにやたら書きまくっていた
「形にする」 という一文。
読み返して自分でもびっくりするくらい、ポンポン走り書きが出てくんの。
当時のあたしは何事も能動的にしようと必死でした。それで、自分の気持ちや想いも表現しようと毎日試みてた。どんな想いを形にしたかったのか、具体的な意気込みはなくて、ただただ「形にする」くせを自分の中にインプットしていたように思います。
でも、
十代後半のあたしが何を形にしたかったのか、25歳のあたしならわかる気がするよ。
ただただ、
「あなたが大切」 ということを伝えたかった。表現したかった。
「大切な人よ、あたしはあなたが大切よ」って気づいてほしかった。
そして、それを相手にも求めていた。少しオーバーで表面的にでもいいから。自分が形にすれば、誰かからレスポンスがあるって心のどこかで期待していた。
声にならない声はやっぱり形にできなくて、でもどうにかして自分を導いていた。
一方、
25歳のあたしはどうかというと大分、大阪のおばちゃんメンタルがついてきた。
あなたが好き。あなたたが大切。あなたが愛おしい。
こんな言葉たちはフォー・ユーしても、フォー・ミーされて嬉しいんやけどやっぱり伝えることは恥ずかしい。
純粋に好きという気持ちが、どこか自分のウィークポイントを晒しているような。そんな歯がゆい気持ちになりませんか?(笑)少なくともあたしはそうなんですよね。
世の中は愛を囁かれたいひとの方が多いのでは・・・とういうのがあたしの考察。
だからあたしは「形にする」ことにした。 愛を。
愛を示す表現は、美しくてかわいいものだけじゃない。
怒り、嫉妬、劣等感も愛ですよね。そんな愛をあなたに感じたときは、なるべくかみ砕いて、それでいて素直に形にします。
「あたしはあんたが羨ましい。」 そんなことも。あるあるよね、これ。
自分の心から生み出されるものたちにもあたしは愛を持っていたいし、殺したくないから。
あたしは今日も誰かを羨みながら生きていく。
あたしはあたしでしかいれないことを知りながら。
ミユはミユなんがええんや とあの人は言ってくれる。
そんな風に言えるあなたが羨ましくて眩しいよ。
人間のすべての言動の根源は愛である らしいですよ。
あなたの過去に後悔したこと、先の不安も。守りたい何かがあるから。
なーんや、そう思ったら毎日愛だらけやん。